狭い脱衣所は後悔する?ランドリールームを採用しなかった理由もご紹介!

リノベ体験談

こんにちは!中古マンションリノベで「自分らしい快適な暮らし」を開拓中のMANAMIです♪

おうち作りをする際に、必ず直面するランドリールームをどうするか問題

  • 脱衣や洗面と一緒にする?しない?
  • ファミクロと繋げた方がラクかな?
  • ランドリールーム2帖じゃ足りない?

などなど、次から次へと考えることが山積みになっていると思います。

ただ、素敵な事例を見てワクワクする反面、「こんな広いランドリールーム作れないよ…」と悲しい気持ちになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、

  • 乾太?ドラム?ノンノン、縦型洗濯機!
  • チェスト?置くスペース無いよ
  • 洗面?クローゼット?繋がってないよ!

という今の流行りに逆行しまくったのに、めちゃくちゃ使いやすい我が家の1.3帖の脱衣所をご紹介します!!

記事の最後では、脱衣所の寸法生活感丸出しの写真も載せるので、良かったら読んでいってください^^

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我が家の1.3帖の脱衣所を大公開

まず初めに、我が家の脱衣所の写真をどうぞ。

洗濯機側から見るとこう

はい。THE・脱衣所です!!!

「こんな狭いのが見たいわけじゃない!こんなのランドリールームじゃない!!」と思われるかもしれませんが、私にとってはめちゃくちゃ使いやすいのだよ!

ランドリールームを計画されている方も、もしかしたら脱衣所が暮らしに合ってる人もいるかもしれないので、脱衣所にした経緯をご説明します。

脱衣所になるまでの経緯

洗面所と脱衣所を分けてプランニング

我が家のお家作りでは「洗面」と「脱衣」の空間を分けてプランニングを進めました。

なぜなら、自分の入浴中は家族に脱衣所に入られたくなかったからです!!!

というのも、前に住んでいたお家は「洗面・脱衣」が一緒になっている間取りで、私の入浴中に夫が洗面を使うことが多々あったんですよね。

ほんで、何気なく話しかけてくれることもあるのですが、
シャワーの音にかき消されてお互いの声が聞こえにくい。

声を張り上げて大声で話すのは疲れるし、かといって会話のためにシャワーを止めるのはとても寒い。
会話はお風呂以外の場所でするに限るのよ。

そして、この間取りの一番の問題点が、風呂上がりの無防備な裸体が見られてしまうこと。

私は、着替え中の姿を夫に見られたくない乙女心の持ち主である。
パンツを履くために突き出した無防備な尻など見られようもんなら、発狂してしまう。

見ちゃった側の方が発狂すると思うけどな

なので、夫が洗面脱衣所にいる時はお風呂から出ずに、いなくなるまで待機。

夫が洗面脱衣所にいない場合もいつ現れるかわからないので、お風呂上がりは真っ先に洗面脱衣所の鍵を閉めに行って、最低限の衣服を身にまとったら鍵を開けるという生活でした。

なんか、、大変だね?家族なんだから気にしなきゃいいのに

ね!!本当にそう思う。でも、家族でも、どんなに仲良くても、私は無防備な裸体を見られたくないんじゃ。。

という理由で「洗面」と「脱衣」は分けることにしました!

ランドリールームにしなかった理由

「洗面」と「脱衣」のお別れが決まったところで、次に考えたのは脱衣所にランドリールームの要素をいれるか否かです。

そもそも「ランドリールーム」とは何を指すのか調べてみると、

ランドリールームとは、「洗濯から乾燥、アイロンがけ、たたむ」といった家事の一連の作業を、一カ所で行えるように設計された専用の部屋です。

ふむ。非常に便利そうじゃないか!!
便利なものは全部取り入れるぜぇぇ!!!

といきたいところですが、そんなんしてたら家がランドリールームに侵食されてしまう
我が家はそんなに広さにゆとりがない。

ということで、脱衣所にランドリールームの要素が必要か、ひとつひとつチェックしていきました!

①洗濯スペース:必要

洗濯物を運ぶのが面倒なので、洗濯機は脱衣所に置きたい。必要!

②乾燥スペース:不要

我が家は縦型洗濯機を使用していて、洗濯物はハンガーにかけて部屋干しします。

なので最初は「脱衣所に干すスペース必須じゃん!」と思ってたのですが、途中で気づいたんです。

リビングで干したほうが乾きやすいな、と。

我が家は猫と暮らしているので、夏冬は常にリビングのエアコンを稼働させています。
となると、脱衣所に干してサーキュレーターを回すより、リビングの方が乾くはず。

来客もめったにないし、脱衣所からリビングまで遠いわけでもないので、リビング干しでいいやってなりました。

③アイロンスペース:不要

アイロンスペースも「なんか素敵やーん!」と思っていましたが、よくよく考えたら私には必要ありませんでした。

なぜなら、アイロン掛けはリビングでやりたかったから。

またリビングかよ!!!

脱衣所にアイロンスペースを作ったとしてもリビングでやっちゃいそうだなと思って、ナシにしました

④たたむスペース:必要

衣類をたたむスペースに関しては、できれば作りたい場所でした!

ハンガーのままクローゼットに仕舞う服もありますが、タオルや下着などはたたんでいるので、カウンターがあると大変助かる。

ここに関しては、リビングで座って洗濯物をたたむのが好きなのか、立ってたたむのが好きなのかにもよって分かれると思います!私は後者です。

以上、私が必要だと思った要素をまとめるとこんな感じです。

  • 洗濯◯
  • 乾燥✕ →リビング
  • アイロン✕ →リビング
  • たたむ◯

ランドリールームの条件である「洗濯から乾燥、アイロンがけ、たたむ」といった家事の一連の作業を一カ所で行って・・・ないな。

ちょいちょいリビング行っちゃうな。

ということで、ランドリールームにしなかったというより、ランドリールームの定義に当てはまらなかったので、誤解を招かないように脱衣所と名乗ることにしました

ランドリーしてるルームではあるんだけどねぇ・・・?

その他)脱衣所に求めるもの

上記の洗濯・たたむ要素以外に、個人的に追加したい要素が2点

①ハンガーパイプの設置

1つめは、ハンガーパイプの設置

これは、脱衣所で乾かすためではなく、「ハンガーの待機場」と「ハンガーに掛けた洗濯物の一時置き」のためのパイプです。

私は洗濯が終わったら濡れた衣類を全部ハンガーに掛けてから物干し場に持っていくので、このパイプは必須でした。

②下着とパジャマを収納できる場所を確保する

2つめは、下着とパジャマの収納場所です。

これはもうね、私の中で優先順位がかなり高めでした。

みなさんも一度は経験があると思います。
お風呂上がりに「あ、パンツ忘れた。」的な、アレ。

パンツだったらパジャマだけ着てシークレット・ノーパンスタイルで取りに行けば良いのだが、最悪なのが、下着もパジャマも何も用意せずお風呂に入っちゃった時。

全裸で部屋をうろつくのは絶対嫌だし、
バスタオルじゃ隠しきれない。

そんな時は、洗濯機からスカートを引っ張り出して胸上まであげてチュニック風に着こなし、さらに身体を拭いた濡れタオルをショールに見立てて肩から掛け、二の腕をカバーしつつ、クローゼットに取りに行ってました。

・・・・・ね?

なんの「ね?」だよ。誰も共感しないよ

ということで、私の下着とパジャマの収納も追加したい大事なポイントでした。

このようにして生まれたのが、先程お見せした我が家の脱衣所です。

我が家の脱衣所の使い心地や仕様詳細

では、実際に暮らしてみてどうだったのか?使い心地やサイズなどを、生活感満載の今の写真とともにご紹介します!

1.3帖の脱衣所の使い心地

①1.3帖脱衣所の使い勝手

まず脱衣所の広さについては、我が家の場合は1.3帖で全然問題ありませんでした!
一応大人2人並べるくらいの広さはあります。

ほれほれ、生活感漂ってるだろぉ~?

そして、長年の悩みだった「入浴中に夫がやってくる」現象についても、脱衣所と洗面を分けて、脱衣所の役割を最低限にすることで防げるようになりました!!

夫が脱衣所にくる理由がないので、気にせず鍵を掛けられます!わーいわーい!

ただ、デメリットもあって、洗面台で手洗いした物を洗濯機まで運ぶまでに水がポタポタ垂れちゃいます。
今は一緒に洗うタオルなどで水垂れを防ぎながら移動しています。

②ハンガーパイプが万能

次にハンガーパイプについて。

これがめちゃくちゃ便利でした!

ハンガーの待機場として設置したのだけど、

  • スーツやコートをクローゼットに戻す前の一時掛け
  • ファブリーズを掛けた後の乾くまでの一時掛け
  • 着替え前の服の一時掛け
  • たたむ前の一時掛け
  • 室内干しの一次避難

などなど、色んな瞬間に活躍しています。

毎日リビングに洗濯物を干しているのですが、たまに点検などで来客があるときにはささっと脱衣所に移動しています!(実際はめんどいから下着とか見られたくないものだけ)

③カウンターと収納は作ってよかった

カウンターと収納は通常のランドリールームに比べるとかなりミニマムサイズですが、これも大活躍しています!

  • 洗濯物を干す時にネットから出した衣類のちょい置き
  • 乾いた洗濯物をたたむ前のちょい置き
  • 下着や靴下をたたむスペース
  • 着替えのちょい置き

などなど、あらゆるちょい置きに活躍しています。

収納に関しては私の下着と、夫婦のパジャマと、洗濯用品やお風呂用品を仕舞っています。

ここに色々な衣類を仕舞いすぎると家族が脱衣所に衣類を取りに来る頻度が増えて、入浴中に脱衣所の鍵を閉めにくい事態に繋がってしまうので、仕舞うものは最低限にしています。

本当は夫の下着も脱衣所に仕舞ったほうが使いやすいんだろうけど、彼は全裸を見られても気にしないタイプの人なので、私の物を優先的に仕舞っているよ

このちょっとした収納スペースのおかげで、お風呂上がりの下着パジャマ忘れが皆無になりました!!!
ありがたやーありがたや。

④クローゼットの距離感もよかった

4つめに、脱衣所とクローゼットの距離感について。

我が家の脱衣所とWIC(ウォークインクローゼット)は完全に分かれているのですが、
廊下を隔てて正面にあるので、めっちゃ近い。

めっちゃ近いので、

  • 脱衣所でたたんだ洗濯物をクローゼットに仕舞う
  • クローゼットで選んだ服を脱衣所のパイプに掛けて、脱衣所で着替える
  • 脱衣所のパイプに一時掛けしたスーツをWICに戻す

などの脱衣所とクローゼットの連携技が繰り出しやすいです。

浴室や脱衣所と隣接してはいないので、湿気も気にならないです^^

我が家の脱衣所の寸法や詳細

最後に、我が家の脱衣所の寸法や仕様詳細をご紹介します。

まず脱衣所全体の寸法ですが、こんな感じ。

カウンターを除くと、シングルベッドより一回り小さいくらいのサイズ感です。

ただ、カウンター上部の空間も使えるので、着替える時に身体がぶつかったりはしません。

カウンターや収納の立面図はこんな感じ。

ハンガーパイプはH1800mmの高さに設置しています。
メインの使い方が「洗濯物の一時掛け」なので、身長163cmで苦なく届く高さにしました!

カウンター高さはH900mmで、立ってたたむのに丁度良いです^^

ハンガーパイプからカウンターまでの距離も900mmなので、ワイシャツを掛けてもカウンターに接触せずに掛けられます。

一方、収納部は奥行きを確保するのが難しかったので、チェストは断念しました。

代わりに、無印良品の「ポリエステル麻 ソフトボックス」を置く想定で、カウンター奥行き270mmにしています。

左右幅も結構ギリギリだったから、この絶妙に形を歪ませられるソフトボックスにして正解でした!

ただ、カウンターの奥行き270mmは結構狭いです。私は元々デスクの端っこで畳んでいたので気になりませんが、台の上で洗濯物で綺麗に広げてたたみたい人は、もっと広げたほうが良いと思います!

まとめ

今回はランドリールームではなく脱衣所にした我が家の事例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事を見て、

「・・・やっぱランドリールーム一択っしょ!」
となるのもヨシ!

「脱衣所も悪かないねぇ?」
となるのもヨシ!

お風呂上がりにそのままスキンケアやドライヤーを済ませる人は洗面脱衣が一緒の空間のほうが使いやすいだろうし、
乾燥機がある人は乾いた洗濯物をぶちこめる収納が近くにあったほうが使いやすいと思います。

つまり、理想のランドリールームはそれぞれの暮らし方によります!!!

家族が使いやすいのが一番だと思うので、沢山想像して、実生活と照らし合わせて、理想の空間を作ってください^^

この記事が、何か1つでも参考になったら嬉しいです。

ではまた!

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