リノベ会社は相見積もりできる?気をつけるべきポイントとは?

リノベ体験談

こんにちは!中古マンションリノベで「自分らしい快適な暮らし」を開拓中のMANAMIです♪

物件を購入してリノベーションをする場合、悩むのがリノベ会社。

何社か見て自分に合ったところを見つけたほうが良いのか?
相見積もりをとって金額で決めたほうが良いのか?
物件探しと同時に進められるのか?

色々な疑問や不安で悩まれると思います。

この記事では、実際に4社まわって私が感じたこと、気がついたことをお伝えしていきます!

前提)ワンストップリノベーション&住宅ローンで計画

我が家は、物件探しからリノベまでお願いをする、いわゆるワンストップリノベーション会社を中心に探しました。

ワンストップリノベーションとは、通常のリフォーム工事に加え、宅建免許も持ってるから物件探しから任せて〜って感じのサービスです。

また、リフォーム費用については、自己資金やリフォームローンではなく、住宅ローンでまとめています。

自己資金やリフォームローンの方は状況が異なると思うので、ご承知おきください。

4社見学して感じた会社による違い!

私は物件が決まるまで、「THEリノベ大手」から「地元のリフォーム会社」まで計4社のリノベ会社に相談にいきました。

どこの会社も「ヒアリング▶物件探しと契約▶リノベ内容検討▶工事▶引き渡し」と流れは大体同じです。

その中でも、会社による違いを感じる点があったので、ざっとご紹介します。

得意な技術や分野の違い

  • 注文住宅のハウスメーカーが親会社
  • インテリア家具の会社が母体
  • 商業施設の施工も手掛ける会社

こういった会社の母体によって、その会社が得意な技術や分野も分かれます

例えば、インテリア家具の会社が母体の会社は造作家具が得意でしたし、商業施設を手掛けているところでは住宅ではやらないデザインも対応できそうですよね。

注文住宅などそもそもの施工数が多い会社であれば、設備の仕入れ値が定価より低く抑えられ、施工費が安くすむケースもあります。

完成までの工期の違い

大体の会社は2ヶ月前後でしたが、驚いたのは完成までに半年かかる会社です。

この会社は物件の引き渡し後すぐに着工せず、しばらくはリノベの内容検討を繰り返し、その後4ヶ月かけて工事を行うとのことでした。

わっ!じっくり決められていいじゃん!

と思うでしょ?でも工期が長いってことは、今の家の家賃と住宅ローンの返済の重複期間が長いってことなんだよ。また工期の分だけ施工費がかさむ場合があるよ

メリットもあればデメリットもあるんだね…

リノベ費用の出し方の違い

リノベ費用の出し方については、

  • リノベ内容による定額制の会社
  • 面積による定額制の会社
  • 各項目ごとに細かく積算せきさんする会社

などがありました。

ただ、定額制といっても標準より高価な設備を入れればその分高くなるので、あくまで目安と思っておいた方が良いでしょう。

・・・面積によって単価が決まっている会社もあるけどさ、家が広くなったとて風呂やキッチンが増えるわけでもないし、あの金額設定はいまだにせぬ。

気をつけるべきポイント

ここからはワンストップリノベーション会社で住宅ローンを使ってリノベをした私の経験をもとに、気をつけるべきポイントをお伝えします。

物件探し中の正確な見積もりはほぼ不可能

各社の比較をするために、価格を知りたい方もいますよね。

しかし、物件探しの段階ではリノベの正確な見積もりは出してもらえないことがほとんどです。

というのも、物件が決まっていない状況の場合、

  • 物件の面積、構造、築年による経年劣化けいねんれっか
  • リノベの間取り、設備、デザイン

こういった物件の情報もリノベ内容も決まっていないので、リノベ会社も見積もりを出しようがないのです。

シェフに対して、食材もレシピも決まってない状態で『お宅の料理いくら?』って聞いてるようなもんだね

とはいえ、大体のリノベ費用がわからないと全体の予算が組めないので、担当の営業マンの肌感でも聞いておくと目安にはなります。

我が家の場合は、「70㎡位で探してて、スケルトンのフルリノベで、こんな設備メーカー使いたいんです。肌感で良いのですが、ざっくりいくら位かかりそうですか?」って感じで聞いていたよ。

リノベの相見積もりは実質不可能

物件探し中は見積もりを出せないなら、物件の契約後にリノベ費用の相見積あいみつもりをとりたいと考える方もいるかもしれません。

相見積あいみつもりとは・・・発注前に複数の業者に同内容の見積もりを依頼し、比べること

しかし、ワンストップリノベーション会社にお願いしている場合は、途中で相見積もりを取るのはめちゃくちゃ難しいと思っておいたほうが良いです。

仮に、物件探しから手伝ってくれた業者をA社とします。

物件契約後、A社の見積もり金額を見て「もっと安い業者があるかも…」と思い、B社に相見積もりをお願いしたとします。

A社は物件購入に関わっているため、どんな物件で、リノベをする上でどんな制限があるか等わかった上でプランや見積もりを提示しています。

B社はそういった物件の詳細やリノベ内容も知らない状況なので、すぐに見積もりを出すことはできません

また、住宅ローンを利用する場合は、売買契約▶請負契約▶住宅ローン本申込のスケジュールがキツキツなので、時間的にも厳しいです。

※リノベのリアルな流れはこちらの記事もチェック⇩

あ!じゃあ、A社が作成したプランや見積もりをそのままB社に渡せば早く見積もりを作ってもらえるんじゃない?

だめだめ!A社がプランや見積もりを作るまでに、A社の沢山の人が時間を使ってくれているし、A社のノウハウが他社に流出しちゃうからね。そういう事をしちゃうと、A社からもB社からも信用を無くしちゃう

ってことは、ワンストップリノベーション会社を利用した場合は、ほぼほぼ相見積もりはとれないんだね

まとめ:リノベ会社の比較は物件探しの前にする

リノベ会社の比較や注意点をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

ワンストップリノベーション会社でお願いする場合は、物件探しが始まってからはノンストップで進んでしまいます。

比較して決めたい場合「この業者さんは合わないかも」と悩んでいる状態の時は、物件探しはしてもらわない方がいいかもしれません。

また、見積もり金額も含め詳細に比較したい場合は、ワンストップリノベーションではなく、不動産仲介会社で物件購入し、物件購入後にリノベーション会社を比較して決めるのも1つの手です。
ローンや施工時期なども絡んでくるので、ご自身に合った方法を探してみてくださいね。


私自身「絶対にこのリノベ会社さんが良い!」と決めたわけではなく、「物件が決まった流れでそのままお願いした」という経緯があったので、この経験がリノベ会社選びで迷っている方のお役に立てばと思い、今回ご紹介いたしました。

リノベ会社は流れで決まったけど、結果的に後悔はしてないです^^

ではまた!

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